クレオパトラの涙

クレオパトラの涙
昨日ふと思ったんですが、屋根を伝ってくる雨水の写真を撮っていて流れ落ちていく雨水も1000分の1とかで撮ると、玉状にみえます。
この一滴が地面に落ちると水たまりになって川に流れて、浜名湖に溜まって、海に帰って、波になって、サーファーが飲んで、体内を循環して汗になって、Tシャツにしみ込んで、体温で蒸発して、空気中に戻って、雨になって、屋根を伝って玉状の水になるんですよね。
正確には違うんでしょうが、そこはまぁ感覚的に考えて、すべての生き物の中を巡回してる。
僕もあなたもマイクタイソンも、もしかして、水に寿命?がなければ、本物の水戸黄門も服部半蔵も同じ水が通り過ぎたのかもしれません。
空気もそうなんでしょうが、水は見えるし、そこにあるものだからこそ不思議な感じがします。ぼくだけっすかね。
この雨水もクレオパトラの涙だったかもね。




2008年05月21日 Posted byB.Diamond at 01:46 │Comments(2)

この記事へのコメント
すごく素敵な文で、一変に休日気分です。笑

僕もたまに考えます。雨が降って、いろんな場所で汚れて、蒸発して、またどこかで浄化されては降り、また汚れてって繰り返すとしたら水自体はやっぱり美しいままなんじゃないかなって。

浄化される時に残るであろう『汚れの何か』は、地上に残るのか、はたまた真っ暗な宇宙のどこかへ静かに進んで行くのか、とか。
その汚れみたいなものは物質とかじゃなくて、俗に言う『気』みたいなもんだったりしたら面白いなぁ。そうだったとしたら、それが体に貯まったりすると嫌な性格になるんじゃないかとか。笑

モスで今度東京まで行こうかと思ってます。
高速とか走りすぎたら壊れないか心配です。笑
Posted by cobble at 2008年05月21日 11:12
がんばれモス!水と油がちゃんと入ってれば、ばっちりでしょう。今度このまえ電話で話した上海系のバイヤー紹介するね。上海のコンテンポラリーアート熱いらしいよ。
Posted by OKAPON at 2008年05月23日 08:25
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